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【新・味いちもんめ】の舞台裏
第26回 今日も食べては書いてます! …Vol.23 我慢できません!
(1)食べ物に関して綿密に調査する→(2)その食べ物が食べたくなる→(3)後日、食べたくなった物+αを食し新たな発見→(1)へ…。これぞプロフェッショナルサイクル!(本当は(2)と(3)の間に「とりあえず代わりで腹を満たす」が入るようですが…)
文/福田幸江(『新・味いちもんめ』シナリオ執筆者)
ラーメンと餅

いつもお世話になっているインスタントラーメン。でも「さあ食べよう!」と箸を持つと決まって電話がかかってきたりする。お餅はいつもカビさせてしまうので、真空パックのものを常備。

寿司

「マグロ」のコラムを書いていて無性に食べたくなったお寿司。翌日、即出前。こんなことしてるから食費がかさんでビンボーになっちゃうんだろうな…。でも美味かった。

チキン南蛮
居酒屋さんメニューだったが地鶏専門店だったため、チキン南蛮はなかなかの味! 家でも作れそうだから、実家のお姉様に作ってもらお! 「自分で作れよ」って言われそうだけど…。
鶏飯
鶏飯は奄美大島の郷土料理。昔、某料理漫画で紹介されていて、食べてみたいと思っていた一品。初めて食べたのでこれが本格的なものなのかは定かではない。でも美味かった。
ガーリックチキンライス
ガーリックライスが大好物なので注文。ご飯ものを2つも頼むバカ…。しかも大盛り。さすがにお腹いっぱいに。でも、お酒はつるつるっと飲めちゃうから不思議。
 シナリオやコラムを書くときにはいろんな資料をあたるんですが、料理本は酷ですね〜。
深夜、お腹が減った状態で見ていると原稿どころじゃなくなって、頭の中は「あれも食べたい、これも食べたい、今すぐ食べたい!」とパンパンになっちゃうんです。
 毎回、自分の食欲と戦ってはいるんですが空腹には勝てず…。しかし深夜ですから、そんな料理が食べられる店は開いてるわけもなく、とりあえず何か作ることになります。しかし、これがひどく面倒くさい。
 そこで登場するのがインスタントラーメンとお餅。ラーメンは煮るタイプのものに卵を落として。
 お餅は定番の磯辺焼き。ただ、毎回醤油味の磯辺では飽きてしまうので、お餅にチーズをのせたりバター醤油味にしたりして3個ほど食べています。
 で、資料本の料理を忘れられたかというと、一度頭にインプットされたものは、それを食べるまで消えることはありません。
 それが高かろうが安かろうが、自制心がないと言われようが…。

 先日も資料本で「地鶏」について調べていたときにこの病(?)になりまして、頭の中が宮崎県の郷土料理、チキン南蛮でパンパン状態に。そして一週間後、ふと見つけた地鶏専門店の居酒屋にフラ〜っと…。
 チキン南蛮は旨い! 大好物のタルタルソースがたっぷりだし、地鶏は適度に歯ごたえがあって甘みがあるし。
 でもこの料理名にふと疑問が。どこが“南蛮”なのだろう? と。和食の場合、主にネギやトウガラシを使ったものに南蛮とつける場合が多いのに。そこで味を確かめながら再食。
 あ、チキンに甘酢がかかってる! 素揚げした魚に合わせ酢をかけた南蛮漬けから来ているのかも!? それにタルタルソースに玉ネギだけどネギが入ってるし。
 
 で、来歴を調べてみたら、1960年代に宮崎県の延岡で考案された料理で、揚げた鶏をさっと甘酢に浸したものが原型となり、後にタルタルソースが加えられ広まっていった、ということが判明。
 比較的新しい料理だったのね〜。でも、美味しいものはすごい勢いで伝播していくものですなぁ。初めは創作料理だったものが時代が移るにつれ、郷土料理になっていく…。
 現在、伝統料理と呼ばれるものは、たぶんそういった道を歩んできたんだと思います。

 …てなことを考えつつも、頭の中は今食べたいものでパンパン。その料理とは、先ごろ漁が解禁となったアワビ。それと伊勢海老の刺身。そして新潟名物へぎそば。いつ実現するかは未定ですが、食べたらご報告いたします。