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【新・味いちもんめ】の舞台裏
第43回 今日も食べては書いてます! …Vol.40 コミックス第3集
大好評『味いちもんめ〜独立編〜』の最新単行本が、いよいよ10月末に発売されます! 今回、その制作のために神楽坂を訪れた福田氏。向かった先はミシュラン3つ星の…!!
文/福田幸江(『味いちもんめ〜独立編』シナリオ執筆者)
料理

七味唐辛子は京都の長文屋さんのを使用しているそう。 京七味は山椒の量が少し多めで香りが高く、そんなに 辛くないのが特徴なのだとか。

撮影風景 花器

落ち着いた雰囲気漂うモダンな和の個室で撮影させていただきました。

G氏の坂道

撮影後に見つかった坂道。この坂を下ると銭湯の脇に 出ることが判明。でも、銭湯脇の道って私道みたいに 狭い道で、通っちゃいけない雰囲気満載でした。

銭湯

神楽坂の路地を入ったところに、昭和を感じさせる銭湯があります。都会の真ん中にまだあるなんて、ちょっと感激。近いうちに入りに行こう〜っと。

お稲荷さん

路地に入ると、店と店の間に小さな祠を発見。「伏見火防稲荷神社」とあったので火除けの神様なのでしょう。

オフィス街

飯田橋に近い坂道のオフィスビル街。

坂道

住宅街にあった坂道の標識。「『御府内沿革図書』によると、享保十六年(1731)4月に諏訪安芸守の屋敷地の跡に新しく道路が作られた。新坂は、新しく開通した坂として命名されたと伝えられる」と由来が書いてありました。278年前に出来た古い坂なのに「新坂」とは。

花街の雰囲気

今にも粋な芸者さんが通りそうな、花街の雰囲気が漂う路地裏。

 10月末、味いちもんめ【独立編】のコミックス第3集が発売されます。手前味噌のようで恐縮ですが、今回はそのお話をちょこっとだけ…。
【独立編】のコミックスカバーは「新・味いちもんめ」の取材等でお世話になったお店や所縁のある方にお料理を作っていただく、というのがコンセプトになっています。
 第3集では、伊橋くんのお店の設定が東京・神楽坂なので、神楽坂の日本料理店で…、ということになり、強引(?)にもミシュランの3つ星店、『石かわ』さんにお願いすることとなりました。
 撮影は暑さもひと段落した9月の中旬、毘沙門天脇の道を入った所にある『石かわ』さんにて行われました。
 お料理は発売時期に合わせて考えていただいた焼き物、「マナガツオの七味焼き」。
 枯れ葉色をした備前焼の器に、マナガツオの七味焼き、大粒の揚げ銀杏、柿、皮つきのまま醤油をつけて焼かれた蓮根、白髪ネギがバランスよく盛り付けられており、目でも秋らしさを感じることができる一品です。
 写真はデジカメでサクっと撮ったものなので、お料理の色あいが出ていませんが(汗)、カバーはプロのカメラマンさんに撮っていただいているので、ぜひお手に取ってチェックしてみてください。

 それで気になる『石かわ』さんのお店情報ですが、近いうちに改めてご紹介できたらと思います。そのときまで少々お待ちください!

 余談ですが撮影当日、神楽坂で迷子(?)になりました。
 撮影後、カバー用に神楽坂の街並みを撮ることに。さっそく担当G氏の案内でカメラマンさんとアシスタントさん、私の4人で神楽坂の街を回り始めました。
 G氏が撮っておきたいという映画館、石畳、路地裏は順調に撮影終了。そして最後の一か所の路地裏を捜したところ、それが見つからないのです。オフィス街から住宅街までぐるぐると歩き回ったのですが、G氏が以前通ったというその路地裏に行きあたりません。
「酔っぱらってたんじゃ?」などと軽口を叩く私に困惑するG氏。夕方になってさすがにあきらめ、解散することに…。
 ところがカメラマンさんたちと別れた後のG氏との帰り道、見つけちゃいました。その路地裏。時すでに遅し、カメラマンさん帰っちゃったし…。ガッカリしつつもなんだかG氏はうれしそう。とりあえず「酔っぱらっていなかった」「路地裏は実在した」ということが証明(?)されたからかもしれません。
 でも、迷うのは当然といば当然。神楽坂はその名の通り坂の街。他にも多くの坂があり、アップダウンはあるし、通れるの? と思うような狭い道が驚くほどたくさんあるからです。私も何度となく行っていますが、路地が入り組んでいるため方向音痴になるようで、なかなか街全体を把握できずにいます。
 しかし、神楽坂はオフィスや住宅、商店が混在しつつ、花街特有の路地裏も残っている珍しくも魅力的な街です。行くたびに新しい発見があり、何時間でもぶらぶら歩けてしまうほどです。
 そんな神楽坂ですが、まだまだ知らないことばかりなので、今しばらくは物語の舞台に…と思っています。