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第44回 今日も食べては書いてます! …Vol.41 お弁当箱
毎日の昼食に、手製のお弁当を食べている方は多いかもしれません。どうやら今、福田氏の中にはちょっとしたお弁当ブームが訪れているご様子。しかもそれが『味いちもんめ〈独立編〉』のシナリオに…!?
文/福田幸江(『味いちもんめ〜独立編』シナリオ執筆者)
箱もの屋

築地の包装資材店。11月ということもあって、おせち用の重箱がズラリ。

資料用

24号&1号に登場予定のお弁当資料写真の一部。お世話になっている板前さんに作っていただいたもの。

保温型

ご飯を冷ますのに時間がかかるため、保温型のランチボックスを使用。自分はフリーでお弁当は不要なのに、この手のタイプを6個持っている…。

重箱タイプ

ピクニック用の大きな重箱タイプのお弁当箱。ピクニックにほとんど行かないのに、この手のタイプを5個持っている。ちなみにタッパ系は8個、子供用のお弁当箱は15個、プラスチックのお弁当箱は12個。調味料入れなどのお弁当グッズは数知れず、たまに自分は何がしたいんだろうと思う。もちろん家族も呆れている。(ちなみに民芸品の高い物は1個もない)

 最近、週に数回、実家の父親と弟のお弁当を作っています。きっかけは、父親のランチ難民の話から…。
 定年後、嘱託として勤めている父親の会社には小さな食堂があって、毎日1人のおばちゃんが社員十数名の昼食を作っていました。
それが昨今の不況で経費削減という理由から閉鎖されてしまったのです。父は毎日のように「困った、困った」を連発。それもそのはず、父親は就職してから現在まで毎日社員食堂でお昼を食べていたため、昼食を自ら確保するなんて経験がなかったからです。
 勤め先は都内でも有名なオフィス街で、ランチタイムの飲食店やお弁当屋さんには長蛇の列。並んでみたものの食べるまでにかなりの時間がかかってしまったり、途中でお弁当が売り切れてしまったり、大変な思いをしていました。
 そこで立ち上がった私! 洗濯や掃除は苦手で大嫌いだけれど、食いしん坊なだけあってお料理は得意なほうだし、それに加え偏った収集癖のおかげでお弁当箱やお弁当グッズをくさるほど持っていましたから〜。
 しかし、作ってみるとお弁当って結構手間がかかるもので…。腐らないように完全に冷ましてからフタをしなければいけないため、冷ます時間がかかったり、冷めても美味しい料理を考えなければならないし、お弁当箱にセンスよく詰めていくにもコツが必要で…。
 でも、好きな料理のことを考えたり作ったりするのは楽しいし、とりあえず今の所ふだんしないことなので、とても新鮮な感覚を味わっています。
 と、ここまでの話では、家族思いのいい人みたいですが、お弁当1個あたり500円いただいております。家族相手にお金を取ってるワケなんですが、ま、材料費くらいはいただかないと…ね。
 それで、この父の話とお弁当作りをヒントにシナリオを書きました。築地市場のお弁当容器や包装資材を扱うお店に行き、資料写真を撮ってきたほど力が入っています。ただのお弁当箱マニアじゃ…? というのはさておき、『スペリオール』の24号と1号なので発売日は少し先ですが、ご一読いただけるとうれしいです。