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【新・味いちもんめ】の舞台裏
第115回 今日も食べては書いてます! …Vol.112 『魚のこと』
「食」について知る、ということは、当然その素材である動物や植物を知ることでもあります。と一概に言っても、その種類は無限のよう。そう考えれば、素材を選び、さばく料理人さんへの尊敬の念もひと味違ってきますね〜。
文/福田幸江(『味いちもんめ〜独立編』シナリオ執筆者)
葛西臨海水族館淡水魚のコーナーではナマズが泳いでいました。日本料理ではナマズも食用にするため、とりあえず撮ってみましたが、上手に撮れなかったので資料にはならないかも…です。
休日だったので子ども向けのイベントがありました。脱走ペンギンで一躍有名になったからか(?)、ペンギングイズを開催して我が子も参加。全問正解でペンギンのポストカードを頂戴しました♪
水族館で売られていた魚図鑑。良く見ると小学館さんから出てるじゃないの!! 図鑑編集部とはほぼ関係がないので知らんかった…。
帰りは子どものリクエストで浜松町のポケモンセンターへ。そのビルの中の飲食店でお好み焼きを食べました。 美味かった〜。
お好み焼きも大好きですが、自分は明石焼き派。久しぶりに食べられたので大感激! 週末はお家で作ってみようかな♪
 先日、子どもにせがまれて東京江戸川区にある葛西臨海水族館に行ってきました。マグロが回遊する巨大水槽や“脱走ペンギン”で有名になった水族館であります。

 確かに子どもにせがまれましたが、この忙しい時期になぜ行く決心をしたかというと、別件仕事で「川魚」についてコラムを書き始めていて、ちょうどカワマスやニジマスなどのサケ科の魚のところで煮詰まってしまっていたからです。

  サケ科の魚はかなりの種類があり、日本の固有種だけでなく、外国から移入されたものが繁殖していたり、交雑しやすいため似たものが多いのです。その上突然変異を固定した種や交雑させた改良種までいて、流通名だけではよく分からないのです。
 さらには川で生まれて海へ帰り再び遡上するのが普通(自分の思い込みですが)なのに、川に留まったまま一生を終えるヤツもいて、名前も姿もサケ科とは思えない魚まで…。
 もっというと、一般にカワマスと呼ばれている魚は、料理界においてはサケ科の魚を何種か一括りにしているんです。あ〜複雑…!! 文責があり、いい加減なことは書けない身の上ですから、理解できるまでトコトン調べなければなりません。最近、少しは慣れましたが、物語に登場する料理の歴史や専門用語なども同様で、時間をかけて調べています。
 そんなこんなで脳ミソは爆発寸前。それで気分転換とその他川魚の写真が撮れるかも…と、少しの期待を持って水族館へ行くことにしたのです。
 休日だったので館内には親子連れが多く、かなり賑わっていました。余談ですが、マグロの水槽に見入っていたら、小学3〜4年生くらいの女の子を連れたお父さんが「今晩は寿司にするか〜」と呟き、「さっきから魚見るたびおいしそうとか、やめて!」と娘の突っ込みの声が…。その時、自分も目の前で泳ぐメジマグロサイズのマグロを見て「今晩はメジマグロで一杯…かな〜」と考えていたので、思わずプッと吹き出してしまいました。
 まあ魚はきれいだし、子どもは喜ぶし、いい気分転換になりました。しかしそれでだけでなく、ちょっとした収穫(?)がありました。水族館のお土産コーナーで、1冊の本を発見。子ども向けの魚図鑑なのですが、これが魚に関してかなり詳しく書かれているのです。子ども向けなので写真は大きくきれいで解説も噛み砕かれ、魚の分類も簡潔。理解力の乏しい自分にまさにピッタリな図鑑! そして巻末には魚の各部名称や魚を使った郷土料理など、身近な知識のオマケ付。即買いしたのはいうまでもありません。
 この本のおかげで仕事もはかどり、今では愛読書になっています。見ているだけで楽しいですし、子どもと一緒に読めるので盛り上がります(笑)。大人向け専門書も大変勉強になりますが、子ども向けの本のほうがどうやら私の頭にはピッタリなようです。
 ちなみに水族館の帰り、「メジマグロで一杯」は叶わず、お好み焼きになりました。我が子は魚を見るのは好きですが、食べるのは苦手。母に似ず、食べ物にあまり執着はないようです(笑)。