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Vol.20  蒜山おこわ(岡山県)
「B級ご当地グルメ」ナンバーワンを決める『B−1グランプリ』。毎年秋に開催されているこのイベントで、2011年度の第一位に輝いたのは、岡山県の「ひるぜん焼きそば」でした。今回紹介するのは、その岡山県の郷土料理『蒜山おこわ』。この料理も、今後脚光を浴びるかも…?

↑岡山銘菓といえば「きび団子」ですが、倉敷の「むらすずめ」も有名。皮の穴が稲穂に群がる雀に見える∞豊作を祝う雀踊りの折笠にちなんだ=cなどがその名の由来と言われ、明治初期から作られているのだとか。

焼きそば∴ネ前から、地元
で愛されてきたおこわ
今回は岡山県の郷土料理『蒜山(ひるぜん)おこわ』です。岡山県は、私に『新・味いち』のシナリオを書くきっかけを作ってくださった、初代担当編集・T氏の出身地。なので、ぬかりなきようご紹介します!
 蒜山は岡山県と鳥取県にまたがる火山で、その南側一帯(岡山県・真庭市)に位置する観光地。先だって兵庫県姫路市で開催された「第6回B−1グランプリ」でゴールドグランプリを獲得した「ひるぜん焼きそば」の発祥地でもあります。
『蒜山おこわ』はもち米に山菜や野菜、鶏肉などを加えた、いわゆる「五目おこわ」。お祭りや祝事には必ずと言っていいほど登場する、この地方を代表する料理だそうです。『蒜山おこわ』の発祥は「ひるぜん焼きそば」より古く、『検定「晴れの国おかやまの食」公式テキスト』によると、昭和35年頃、「五目おこわを作ろう」との声が地元で上がったのが始まり、とありました。
「五目おこわ」と言えば、隣接する鳥取県の「大山おこわ」がつとに有名ですが、一説にはその流れを汲んでいるとも言われています。「大山おこわ」と異なる点は、小豆の代わりに栗と押し麦が入っていること。昭和47年頃に展開された「麦を食べましょう運動」で押し麦を入れてみたところ、これが美味しかったため、現在に至っているのだとか。
 比較的新しい郷土料理ではありますが、滋味深いほっこりとした味わいが評判を呼んで各家庭に広がり、現在では駅弁としても売られているそうです。

[レシピ〜recipe〜] 蒜山おこわ

(材料)4人分:
●もち米…3カップ
●押し麦…45g
●干しシイタケ…2枚
●鶏モモ肉…100g
●ニンジン…1/4本(50g)
●フキの水煮…1本
●シメジ…1パック(130g)
●ギンナン水煮…20粒
●ゴボウ…1/2本(50g)
●ゼンマイの水煮…50g
●栗の甘露煮…6個
●サラダ油大さじ2

※ダシと調味料
●ダシ…2.5カップ
●薄口醤油…大さじ2と1/2
●みりん…大さじ2
●砂糖…大さじ1/2
●塩…小さじ1/4
   
(作り方)
@…もち米は洗い、1時間ほど水につけてザルに上げておく。
A…干しシイタケは水に浸して戻し、戻ったら軽く水気を絞って千切りに。
B…鶏モモ肉は5mm角に切り、ニンジンは粗いみじん切り、フキは5mm幅の小口切り、シメジは根元を切ってバラしておく。
C…ゴボウはささがきにし、水にさらしてアクを抜いてから水気をきる。ギンナンは半分に切り、ゼンマイは2cmの長さに切っておく。
D…鍋にサラダ油を熱し、ABCを入れて炒め、[ダシと調味料]を加える。沸騰したら中火で3〜4分加熱し、火を止める。
E…ボウルをあてたザルにDをあけ、具と煮汁を分けておく。
F…炊飯器に@のもち米と押し麦を入れて混ぜ、Eの煮汁2.5カップ(足りない分は水を足す)を加え、30分ほど置いてから炊飯器のスイッチを入れる。
G…炊き上がったら、水気をきったEの具と栗の甘露煮を混ぜて完成。
 
   
もち米は必ず水に浸して吸水させましょう。吸水が足りないと、芯が残った炊き上がりになります。また、炊飯器の種類によっては炊き方が変わるので、おこわや赤飯モードがある場合はそのモードで炊いてください。『蒜山おこわ』はもち米に山菜、キノコ、栗、鶏肉など、山の幸をたっぷり使うのが身上。季節によってワラビやキグラゲなどを加えてもいいでしょう。また、押し麦を入れるとおこわが硬くなりにくく、胃もたれも少なくなるのでお忘れなく。